アウトバウンドリンク（発リンク）とは、あるホームページから別のホームページにリンクする事です。サイト外へ向けて張られたリンクという意味で「外部リンク」と呼ばれることもありますが、この用語は外部のサイトから自サイトへ向けて張られたリンクというまったく逆の意味で用いられることもあるので注意が必要です。

例を挙げて分かりやすく説明しますと。

Ａ会社のＷＥＢサイト　→　Ｂ会社のＷＥＢサイト

Ａ会社のホームページからＢ会社のホームページへリンクを貼る場合、「Ａ会社のサイトからＢ会社のサイトへ発リンクを実施した」という風に使います。

ＳＥＯ的な見地から、どちらが得をしたかと言えば、リンクをもらったＢ会社のサイトがＳＥＯ的に価値が上がる事になります。理由はカンタン。検索エンジンは、Ａ会社がＢ会社のサイトに「引用したい重要な情報がある」と判断したからリンクを貼ったとみなすからです。

詳しく言えば、アウトバウンドリンクのリンク先がどのようなWebサイトであるか、アンカーテキストはリンク先を示す適切な内容であるか、といった点を分析し、リンクジュースを配分するための評価指標に加味することがあると言われています。アウトバウンドリンクの量や質はSEOを実施する上で無視できない大きなファクターとなっています。

SEO専門の会社は、このアウトバウンドリンクを実現するためのサテライトサイトをたくさん運営しており、そこから効率的なリンクを実施する事でクライアントのサイトの検索順位をコントロールしています。

google はリンクを購入する事をブラックハットseo（悪いSEO）だと判断しますので、いずれ通用しなくなる時代が来るかもしれません。ただ、seo会社もバカではありませんから、その上を行く方法を考え出すでしょうけど　笑