神戸ホームページ制作プロ公式ブログ
3.292018
WordPress 子テーマの作り方
ホームページをWordPressをCMSとして利用し、WordPress標準のテーマを使って構築したりする場合、もしそのテーマを直接編集してしまうと、そのテーマのバージョンアップに伴いアップデートするたびに、元に戻ってしまいます。これは大変ですね!その都度ホームページを作り直さないといけません。そんな悲しい状況を回避する方法はズバリ!子テーナを作ることになります。
子テーマとは
現在使っているテーマ(親テーマと呼びます)の機能やスタイルを継承した上で、自分好みのホームページにカスタマイズするためのテーマの事です。
例えるなら、スマホに自分オリジナルの絵を描いて使う場合、直接描いてしまうと、スマホを買い替えるたびに絵を描き直す必要があります。しかし絵をスマホカバーに描いておくと、スマホを買い替えても、そのカバーを再度装着するだけで、以前の気にいった絵柄で使い続けることができるようになります。
う~ん、例えが下手過ぎて…うまく伝われば良いのですが。それでは具体的な手順についてご説明させていただきます。
1.サーバー上に子テーマのフォルダを作成
親テーマと同階層のディレクトリに子テーマ用のディレクトを作ります。現在お使いのテーマが tnj-theme だとしたら
・wp-content/thmes/tnj-theme 内にテーマに関するファイルが格納されております。
そこに新しく子テーマ用のディレクトリを作ります。
・wp-content/thmes/tnj-theme-child などが良いでしょう。
2.スタイルシート(style.css)を子テーマ用のディレクトリ内に作成
下記の2行を記述します。
Theme Name:子テーマの名前を記述
Template:親テーマの格納ディレクトリ名
/*
Theme Name:tnj-theme-child
Template:tnj-theme
*/
3.functions.phpを子テーマ用のディレクトリ内に作成
functions.php に以下のコードを記述して、子テーマを認識させます。
<?php
add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'theme_enqueue_styles' );
function theme_enqueue_styles() {
wp_enqueue_style( 'parent-style', get_template_directory_uri() . '/style.css' );
wp_enqueue_style( 'child-style', get_stylesheet_directory_uri() . '/style.css', array('parent-style')
);
}?>
4.子テーマを有効化する
これで自由にホームページをカスタマイズできるようになります!